年明けすぐの撮影イベントといえば初日の出。
でも初日の出の撮影は意外と難しいし、事前準備もかなり大切です。
この記事では、初日の出を撮る上で大事なポイントを3つ解説していきます。
本記事の執筆者
記事を最後まで読むと、初日の出をしっかり撮れて新年を気持ちよく迎えることができますよ!
初日の出撮影の3ポイント
初日の出を撮影する上で大事なポイントは以下の3つです。
初日の出を撮影する際の3つのポイント
- 撮影を行う場所
- 撮影を行う上での持ち物
- 撮影を行う時間
それぞれ詳しく解説していきます。
初日の出撮影のポイント①撮影場所をあらかじめ調べておく
初日の出撮影のポイント①は、撮影場所をあらかじめ調べておくこと。
当たり前ですが建物に遮られている場所や西側では日の出は見られないので、建物などで遮られていない東側で探すようにしましょう。
太平洋側で視界が開けている海や山があるならベストですが、高台にある公園やビルの上など南東方向が見えればどこでも大丈夫です。
初日の出撮影はアプリを使えば便利
無料アプリの「日の出、日の入り」を使うと、日の出の方角がわかるので場所探しの参考にすることができます。
PCからでも、日の出・日の入り時刻・方角マップ を利用すれば地図上で日の出方向を確認できて便利ですよ。
全国の初日の出スポットはどこも混雑するので、アプリを駆使して穴場スポットを探してみるのもおすすめです!
初日の出撮影で人気スポット
関東の初日の出撮影で人気のスポットをまとめました。
混雑するとは思いますが、その分とても綺麗な初日の出を見れるスポットばかりとなっています。
初日の出人気スポット
- 東京都 八王子市 高尾山
- 東京都 青梅市 御岳山
- 茨城県 つくば市 筑波山
- 茨城県 東茨城郡大洗町 大洗海岸
- 千葉県 銚子市 犬吠埼
初日の出撮影のポイント②撮影で使う持ち物を準備する
初日の出の撮影をするなら、カメラはもちろん寒さ対策なども考えて持ち物を準備する必要があります。
意外と見落としがちなポイントもあるので、詳しく解説していきますね!
初日の出撮影に必要な持ち物一覧
- 暖かい服装、防寒グッズ
- 一眼レフカメラ、望遠レンズ
- 三脚、予備バッテリー、レリーズ、ライト
それぞれ詳しく解説していきます。
「防寒」はやりすぎくらいがベスト
1月は1年の中で最も寒い時期。屋外に1〜2時間いることになるので、防寒はやりすぎるくらいがベストです。
暖かい服装をするのはもちろん、足元の防寒として靴下2枚履き+靴の中にカイロを入れるのが良いですよ!
手袋も必須ですが一眼レフやスマホを操作しづらいのが難点。スマホ操作できる手袋や指先を出せるタイプの手袋があると便利ですね。
一眼レフなら「望遠」レンズが良い
使うカメラはなんでも構いません。一眼レフ・ミラーレス一眼・コンデジ、最近ではスマホでも十分綺麗に撮れますね。
日の出前は夜と同じくらい暗いので、撮るのであれば高感度なカメラが適しています。
標準のズームレンズがあれば問題ないですが、日の出をダイナミックに撮れる望遠レンズの方がおすすめですよ!
「三脚」があると安定して撮れる
風景撮影の場合、F値をある程度絞ったほうが綺麗に撮れます。(F8~F11くらい)
日の出前は暗いのでISO感度を上げたいところですが、上げすぎると画質が悪くなるというデメリットも。
F値を絞ったりISO感度を上げすぎないとなるとシャッタースピードを遅くして調整する必要があるので、三脚に固定した状態でシャッタースピードを遅くして撮るのがおすすめです。
もちろん三脚がなくても大丈夫。F値を小さくして、ISO感度を上げて撮影しましょう。
場所によっては三脚禁止のところもあるので注意!
周りの迷惑にならないように、マナーを守って撮影しましょう。
その他、あると便利な小物①予備バッテリー
寒い場所での撮影だと、通常よりもバッテリーの消耗が激しくなります。
電池が切れても対応できるように、予備のバッテリーは持っておきましょう。
ポケットに入れておくなど、使う直前まで暖かい所にしまっておくと持ちが良くなりますよ。
スマホ撮影の場合もモバイルバッテリーは常備しておきましょう。
その他、あると便利な小物②レリーズ
レリーズとは、カメラと繋いでリモートでシャッターを切るアイテムのこと。
カメラによってはWi-FiやBluetoothで接続することでスマホからシャッターを切れるものもあります。
特に三脚を使用する場合、ポケットに手を入れながら撮影できるので寒さ対策にもなりますよ!
三脚使用の場合、タイマー機能を使えば手ブレせず撮影することも可能です。
その他、あると便利な小物③ライト(おすすめはヘッドライト)
初日の出撮影は、日の出前の時間に広がる青い空(ブルーアワー)も見どころです。
ただ太陽などの光源がないため、そのまま撮るとかなり暗い写真になってしまうことも……。
そんなときのために、ライトを準備して明るさを補えるようにするのがおすすめですよ!
スマホで撮る場合、スマホのライトをつけながらの撮影ができません。
ヘッドライトなど、手を自由に使えるライトがあると便利ですね!
初日の出撮影のポイント③撮影する時間を意識する
初日の出の撮影は時間を気にすることが大切。
撮影前の時間の使い方、撮影中の時間の使い方、それぞれについて深堀りしていきますね。
撮影前の時間の使い方
初日の出撮影をするなら、1時間前行動を意識して行動しましょう。
理由は以下の2点です。
初日の出撮影で早めに行動する理由
- はやく行かないと良い場所が埋まってしまうから
- 日の出前のブルーアワーも撮れるから
はやく行かないと良い場所が埋まってしまうから
初日の出は、多くの人がよく見える場所を確保しようと動きます。
「日の出ギリギリに行ったら、空いている場所がなくて結局よく見えなかった」となったら年始からテンション下がりますよね。
そうならないためにも、早起きして日の出の1時間前に場所を確保できるのが良いですね。
初日の出の時間帯は、国内の場合「6:40~7:40頃」の1時間となる場所がほとんど。
つまり、5:40頃に着くように移動すれば心配なく初日の出撮影を行えます。
日の出前のブルーアワーも撮れるから
「1時間前に着いても日の出までやることないじゃん」
と思う人もいるかもしれませんが、むしろ空一面に広がるブルーアワーを撮影できる貴重な時間です。
初日の出を撮る人は多いですが、ブルーアワーを撮る人はあまりいないため、周りとは違う差別化が簡単にできますよ!
撮影中の時間の使い方
初日の出自体は、意外とあっという間です。
貴重な一瞬を逃さないように、いつでも撮れる体勢にしておくことが重要ですね。
初日の出を撮り終えたらみんなゾロゾロ帰っていきますが、実はここからがチャンス。
日の出から1時間前後は朝焼けが綺麗に撮れる時間なので、気の済むまで撮りましょう。
【必見!】初日の出撮影で見落としがちな3つのポイントまとめ
初日の出撮影のポイントとコツについて、3つのポイントから深堀りして解説していきました!
カメラの設定よりも大事なのは、撮影場所の下調べや持ち物の準備、そして時間の使い方。
カメラの機能はかなり進化しています。最近のカメラやスマホを使っている方なら、設定がオートでも十分綺麗な写真が撮れますよ!
年始最初の撮影イベント。楽しんでくださいね!